さて、今日はあの東日本大震災から丸5年が経ちました。
まず、最初に皆さんにこの「震災から丸5年が経ちました。」という
言葉を聞いて何か疑問が残りませんか?まるで、過去の話のような
ニュアンスですよね?でも、よく考えてください。今も、地震や
津波・原発のための避難生活は続いていますし原発の放射能の問題は
まだ何らかたづいていません。
特に、その犠牲になったのは他でもなく子供たちです。震災当日の夜、
悲痛な映像や刻々と伝えられる危機的状況があふれる中、一部のFM局では
いち早くアニソンで子供たちを勇気づけたことは僕にとっても忘れられ
ない夜でした。ですが、地上波やラジオは報道特別編成のため次々と
アニメの放送が中止され、子供たちの心のよりどころがなくなって
しまったというのも、またつらい経験でしたね。
あれから5年とメディアは勝手に区切りをつけていますが、あの日、傷ついた
子供たちの心は今も癒えません。それを励ましてくれるのは、やはりアニメ
なのではないでしょうか? このように、子供たちの心のケアという面では
何ら手は尽くされていないのだと思います。
明日を担う子供たちだからこそ、手厚くやるべきだと思います。